< 2017年3月〜4月分



作者綴り「2017年 3月〜4月分」


黒百合の歌 2017/4/28

「黒百合は、恋の歌 愛する人に捧げれば・・・」
先日、頂いた黒百合の球根を前にして、この歌が蘇ってきた。

裏覚えにしか知らない昭和の歌で、私の記憶違いかなぁと思ったりしたけどYouTubeで検索して見るとあるある。
織井茂子さんが歌っているという昭和の歌。
君の名はの2つ目の主題歌だったというから私も子供ながら耳にしていたのだろう。

青春時代に釧路に行った折に黒百合が有る事を知り、何となく魅惑的なイメージを抱いていた。

その黒百合の球根♪を我が家の庭に植える。

花の画像を見て綺麗と思う感じではないけど、実物を見るまで感想は置いておこう。

で、黒百合の歌を聴いていたら「この花ニシパにあげようか」というくだりがあってニシパ?
そう言えば平取の特産品で”ニシパの恋人”というトマトジュースが有った。
ずーと意味も分からず見てきたけど、この歌と同じ意味だと判った次第。
ちなみにニシパとは、旦那様(お金持ちの)恋人とかいう意味らしい。

YouTubeを通して懐かしい昭和の時代が蘇る。
俳優さん達も端正な顔立ちで美しいし、どの歌の歌詞も純粋な人の心を丁寧に歌っている感じがする。
歌のテンポが、私には合うのだ。(笑)
黒百合の球根から今となればレトロな感じも抱く戦後間もない昭和の時代を懐かしんだワタシ。
たけのこ 2017/4/21

まだ時折雪がチラつく北の島に住んでいると本州とは随分と季節感の違いを感じる。
桜前線は、徐々に北上中で桜さえ咲けば、春爛漫の気分になるかな。

昨日、実家の兄嫁から筍が、送られてきた。
あっ、もうそんな季節なんだと筍の出るころの暑くなり始めた高知を思った。
中学生頃まで住んでいた実家の裏に竹藪が有って、大人になって見上げると然程大きな山とは思わないけど子供の頃は結構大きく思えた竹藪。
四季を通して、冒険したり遊んだり、山の恵である琵琶や茱萸、柿、野イチゴなどおやつには不足の無い食べ物があった場所。

今頃のになると祖父が、こんもりと盛り上がった土の中に鍬を入れて筍を掘りあげていた。
子供の日には、祖母が甘いちらし寿司を作ってくれた。
筍を調理しながら、あの頃の祖父母の様子や話しかけてきた言葉の一つ一つが、決まり文句の様にして思い出される。

まだ、兄嫁たちは初物で食べてないと言う筍。
山菜のイタドリと共に真っ先に送ったのだという。
故郷は有難きかな。
ポニーさんたちにも春 2017/4/20

今朝も、曇り空で寒い朝です。
相変わらずストーブはガンガンと燃えています。

いちご狩りのお問い合わせは多いのですが、この時期になると
「ポニーやヤギさんは外に出ていますか?」
とのお問い合わせも結構あります。
冬の間は、家畜小屋で過ごして来たこの子達もやっと、伸び伸びと走り回れる牧場へ。
小屋から引っ張り出して来るのは大変で、夫が居たら割と難なく出来た事が、素人のオジサン達には苦難の作業でした。
おもいっきりひっくり返ったとオジサンの苦笑い。
一苦労の後、牧場に話されたポニーたちは、元気に走り回ったそうな。
お外で食べるご飯は美味しいでしょう。


ヤギさんのデビューは、後日になるそうです。
もう少し暖かくなってね。
それにしても、さくらちゃん(ポニー)の目、キレイです。
何を想い考えているのかしら...。
いちご狩りは、まだよ。 2017/4/18

行ったり来たりの春。
先日のあの雪から一気に春の陽気になったと思えば、又、肌寒い。(ストーブは相変わらず活用中)
今日は、春の嵐らしく暴風の北海道だけど千歳は幸いに荒れること無く夕暮れを迎えた。

暖かくなってくると急激に「いちご狩り始まっていますか?」と、お問い合わせが多くなった。
未だですよ〜と、お応えするのが申し訳ないくらい。(笑)
ハウス栽培では、もういちご狩りが始まっているのかなぁ。
我が家は、露地栽培なので始まるのは6月半ばですよ。
昨日は、苺の枯葉取りをしてもらいました。
お天気が良かったのとシルバーの方々が沢山来てくださったので、作業もあっという間に終わりました。
あと、ひと月もすれば白い花が風に揺れるはずです。


この時期、植え込みが出来る花は、パンジーかビオラ。
先日の雪では、すっぽり埋もれてしまっていましたが、お日様が差すと嬉しそうに咲いています。
これからひと月の間、私は花畑の人でいたい。
植えこんだり手入れしたり、ゆっくりと花と向き合える時間がありますように。
多分、無いでしょうけどね。(笑)
名のみの春 2017/4/13

天気予報で冬に逆戻りすると伝えられてはいたけど本気で冬になってしまった。
昨日も今日も雪の朝。
今日に至っては、日中も吹雪のような状態でホワイトアウトになっていた。
夏タイヤに変えてしまった私の車は、お手上げ、バンザイ!

つい2.3日前には、殆ど積雪無しで桜の枝を見て喜んでいたのに。
早々にパンジーやビオラを寄せ植えして飾ったばかりだったのに...。
と、ため息付きながら雪景色を眺めていました。



北国に住む我々は、こんな思いを何度も繰り返しながら春をいつも待っている。
名のみの春に、苛立ちながら。
でも、明日から一気に春♪になるらしい。
期待しよう。
出来たら送ってね便 2017/4/8

3.11の震災から6年目になった。
段々とその時の衝撃が遠のきつつあるけど、その時以来、私は「災害避難地」の立て札が目につくようになった。
あの災害が有っての気づきだと思う。

岩手県洋野町の海の母さんたちは、いち早く”復興”することに目覚め、「はまなす亭」を立ち上げた。
その時、クラウドファンディング(財源の提供や協力などを行う事)を募って応援したWWb/ジャパンの呼びかけに応えて支援金を送らせて頂いた。

見返りなど全く期待してなく、一日も早く元気に立ち上がって女の心意気を見せて欲しいと思っていた。
これまでの6年間の間に、水産物の加工品が支援金の返礼にと私の元へ送られてきている。
もう十分に頂いたのにと思うけど、それでも今回も又、届いた「出来たら送ってね便」。
支援金の見返りは、出来上がった加工品を返すということ。
「出来たら送ってね便」なのだ。

私の作ることの無い海産物の加工品の数々。
うに飯やほや飯なんて、普段食には食べた事が無いので、ホント嬉しい。
今回はしめ鯖も入っていた。
毎回、何が入っているだろうかと楽しみ♪
あれから6年。
何も無いところから見事に復興した災害地の皆さんに拍手です。
並大抵の努力で無かったはずです。
名のみの春だけど 2017/4/3

窓越のお日様は、春です。
テラス席では、この春一番乗りで可愛いお客様が見えて下さりました。
なんと、なんと猫ちゃん!(ワンちゃんもご一緒でした。)
このお天気に騙された訳ではないと思いますが、テラスでお食事は、まだまだ寒いです。
「美味しかったです。」の、お言葉を残してお帰りの後の食器が冷たく冷え切っていました。
早く、快適にテラスでお食事出来るように、お日様ガンバレ!!

4月に入って早々のケータリングのお仕事は、江別でした。
都市と農村交流センターのオープンセレモニーで美利香の料理を提供させて頂いた。

小耳に「この会場で都会の人といっぱい触れ合いが出来るように活用していきたい。」と、代表者の挨拶が聞こえてきた。
きっと、色んなイベントや体験を通して、この場所が地域へ人を呼び寄せる活性場所に成るだろう。
使わせて頂いた調理場はオール電化になっていて、ステンレスの備品がピカピカ。
市で相当に力を入れて作ったのだろう。

美利香のお料理は、
「普段家庭にある野菜が、こんな風に調理されて、しかも味が濃くも薄くもなく優しい味になっている。おいしいです♪」と、
色んな人たちに言って頂いた。
春を感じて欲しくて、料理にもテーブルにも春を意識した物を準備させて頂きました。
この雪、本気かしら 2017/3/31

昨日からの雪は、夕方になると段々と酷くなり本気で降ってきた。
暖かくなって来たので、車のワイパーは、重たい雪に悲鳴気味だった。
すでに夏タイヤと思われる車は、あちこちで路外に落ちていたが、気の毒に思いながら通り過ぎる。(私は、何にも手助けできませんので。)

春休みに入った花茶は、お客様の様子も店内の騒めきもそれらしくなっている。
アイスクリームも、いよいよ昨日から「ふきのとう」がデビューです。
目を凝らして「ふきのとう?」と眺める道外のお客様。
「結構、人気なんですよ。」と言うと目をパチクリされていた。

この週は、私の所属の北海道女性農業者倶楽部(マンマのネットワーク)の総会があったり、全酪連の経営発表会が有ったりでバタバタと過ごしていた。

畑作主体の我が家では酪農家の経営や暮らしについては、実家以外では詳しくは知ることが無い。
高知と北海道では、やり方も考え方も違っているし、そもそも個々の農家で違って当たり前。
優秀な経営をされている方の発表と意見、体験談を伺いました。
私に与えられている講演を重荷に思う以上に妹分に思っている田村純子ちゃんの意見、体験発表を聴くのが楽しみだった♪
私の知る純子ちゃんのおもてなしの気持ちや華やかに見える暮らし方が、どうやって生まれてきたのかが、やっと、わかったよ。
視察者や来客を綺麗な環境と心地よいお迎えの姿でいたいと努力している。
嫌いな職業でもどうせ逃げられないのならそこで精一杯の前向きな姿で生きていたいと言う姿は、さすが、私が惚れただけある!(笑)
ステキな心の持ち主と彼女の旦那様を妹、弟と可愛く思いながら、実際には可愛がられている私かも知れないけどね。
芽吹き 2017/3/26

ふと目にした庭の草の中から福寿草が黄色の鮮やかな花を咲かせていた。
その脇でも、クロッカスが、今にも咲きそうになっている。
まだ家の周りは、雪がいっぱい積もっているけど、春は、音もなく足元から来ているなぁと感じた。

冬の間、寒さに震えていた野良猫さんたちもお日様とお花の庭で幸せそう。
先日、避妊手術も終えて、多分これ以上繁殖しないだろうと安心しているけど、又、何処からともなく野良猫が集まるのだろうか?
勘弁してください。(笑)

店内のざわつきも、花茶の季節への誘いの様に思える。
昨日よりのニラ蕎麦は、大好評で食べられた後のお客様の声は、本当に嬉し様子で春を頂いたと言われる。
蕎麦の味もニラの味もお互いを殺すことなく活きた味だと言って下さった。
この時期だけの美味しい味(^^♪
美味しいというお客様の声が、一番励みになっています。
美味しゅうござる 2017/3/25

花茶のお食事の春一番のお野菜は、和食プレートのおかずの一品ほうれん草でした。
農園で栽培した野菜を食べて頂ける事が、ファームレストランの強みです。

昨日から、新たに韮が、デビュー♪
お客さまから、ニラ蕎麦はまだ?と、よく問い合わせが有りました。
時期になると覚えて下さっているんだなぁとこっちの方が気付かされます。
そのニラ蕎麦を、昨日からご提供を始めました。
「ニラの柔らかさと香りで、ひと口であぁ〜春が来たなぁと思う。」と、お客様の笑顔。
コレコレ、待っていた!の声も多く嬉しいデビューです。


賄い用に作ってくれたニラの卵とじも美味しくて、やっと、この季節が来たのだと心がはしゃぎました。

花茶の庭の雪も先日の予定外の雪が融けて緑の雑草がチラチラと。
例え雑草で有れ、この時期の緑色は愛しいのです。(笑)
それぞれの春♪ 2017/3/18

卒業や卒園の話題が何処からともなく耳に入ってくる季節。
小さな花束を手にして街を歩いている家族を目にすると、遠い昔が思い出されて懐かしい。
めでたい日でもあって、又、別れの日でもあるけど個々に抱く想いは如何ばかりか?

花茶にも、別れの季節。
春に成ったら帰ってくると言っていた野良猫サイトウさん。
めでたく野良猫を卒業して飼い猫になりました。
お客様の中には、サイトウさんに会える日を楽しみにして下さっている方も沢山いらっしゃったけど..。


我が家の野良猫として生を受けて悲しいかな雄猫としては、一族とは共に生活できなく逃避行をした場所が、お店の小屋。
気の弱い性格と素直さに好感をもたれて、いつの間にかサイトウさんで人気者に(^^♪
いちご狩りの季節には、お客様を受付でお待ちするという大役も無難にこなす珍しい猫でした。

素直にあるがままに生きる性格の彼は、預けられた元スタッフの家族に受け入れられて、めでたく飼い猫に昇進という幸運をつかんだのです。
サイトウさんにとっては幸せな猫人生だけど、会えなくなると思うと寂しいねぇ。と、勝手な言い分を放つ花茶のスタッフたちです。(笑)


そして忘れもしない11月13日にこの世に生を受けた3匹の野良猫たち。
私が手元で育て始めたのはその3日後のこと。
卵より少し大きいと思う超ミニサイズの子猫を育てられるかと心配と不安の格闘の中、無事に全てが元気に育ち、それぞれが新しい飼い主にもらわれます。
最後に残った1匹が23日に引き取られることになりました。

娘家族と共に育児奮闘の数か月で、今は娘の処のプーちゃん(雄猫)を母親のように慕い暮らしています。
プーちゃんと引き離すのは切ないくらい可哀そうだけど、新しい飼い主には可愛がってもらえるはずだから幸せになるでしょう。
この子には、忍ちゃんという名が新しい飼い主からプレゼントされています。

ゆずちゃん、こつぶちゃん、そしてサイトウさん、みんな幸せになれて良かった♪
(写真、上からサイトウさん、3匹の子猫、忍ちゃんです。)

私には、大きな仕事が残っています。
この子達の母親を捕まえて、避妊手術をすること。
ずる賢いかあさん猫で、中々手中に出来ません。(泣)
自叙伝画 2017/3/15

前回の日本画を描く叔母の自叙伝のような絵画です。→
叔母と言っても母の従妹に当たる人ですが、幼いころから密に行き来した私は、”おばちゃん”と呼んでいました。
母も4人の従妹姉妹と仲良くて、姉妹のように育っていたようです。

この絵には、おばちゃんのこれまでの人生が描かれているのだそう。
仲良しだった女の子。
お花が大好きだったこと。
いつも、鶏相手に遊んでいたとのことで、叔母の絵には鶏が描かれている物が多かった。
運動会のリレーで一番だった事や神社の夏祭りに行きたかったのに、貧乏で行けなくて...。
仲良しの女の子は、お祭りに行くので行きたい、行きたいとねだったけど、電車賃が無い。
女の子の乗っている電車の後ろを走っていくから行かせて欲しいと親を泣かせた話。
飛行機恐怖症だったけど人生でたった一回北海道へ飛行機で行ったという。

ひとつ、ひとつ構図を指して、「この絵に私の人生が凝縮されているがよ」と、話してくれた。
貧乏でもっと勉強したかったのに上へ進学できなかったというおばちゃんは、通信教育で高校卒業書を得た努力家です。
その努力が、県展での特選に結びついたのでしょうね。

人には、それぞれ誰もが自分の生きてきた道が有って自叙伝も作れるはずです。
おばちゃんは、絵画の中に自叙伝を記しているんだと思いました。
人に伝えられる手段を持っている事を素晴らしいと思う。

私の母にも戦時中の苦難の中を生きてきた自伝があったはず。
でも、多くは語らず、未来の話をしてくれた人でした。
幼い頃、美恵さんが高校生くらいになったら、あの飛行機で旅行できる時代になるよと飛行機を見上げて言った情景が今も忘れられない。
それでという訳で無いけど、飛行場のある街に嫁いでいる私。
故郷の春 2017/3/11

母の49日を迎えたので、実家へ帰っていました。
未だに、全くと思うくらい母の死を受け止めてなく、49日の法要もお寺参りも一つの行事をこなすような感覚で過ごして来た感じです。

嫁いで40数年も経つと母との距離は一緒に暮らしてない分、遠のき会う事も電話することも一定の距離を感じながら過ごして来たので、未だにその感覚から抜けきらない。
でも、何時もだったら実家へ帰る、両親が待っていると思うとワクワクしたのに、確かに今回はそのワクワク感が無いのは、母は居ないと認めている。


実家の朝は、鶯の鳴き声で目が覚めた。
庭には小鳥たちがいっぱい遊びに来ていたし、義妹の育てている花もこっちでは考えられない春の彩。
彼岸桜や河津桜が、あちこちで咲いていた。
吹く風は、私が寒気を運んだらしく寒かったけど、お日様は、春でした。

お遍路さんも見かける土佐路。
同行ふたりと言うけれど、黙々と遍路道を歩くひとは何を想って歩いているのだろうと思う。
時折、足を止め周りの様子を眺めるお遍路さん。
高知の春を感じながら、歩いているんでしょうね。

帰ってきた千歳は、まだ雪が残っているけど、日差しが強くなっている。
高知でもらった元気を体に詰め込んだので今日から元気に働きます。
弥生ですね 2017/3/4

早くも3月。
春の装いの3月だけど、北の大地に吹く春風は、冷たい。
でも、数年ぶりに鰊が来た!というニュースや路肩の草が顔を出し始めて待ち焦がれる本当の春も遠くないと思えるようになった。

昨年は出来なかったひな祭りをささやかにした。
私には、4人の孫がいて内3人が、お雛様。
ママたちの手作りのお料理を並べてお祝いを。

よく姑が、この子のお嫁さんの姿を見るまで元気でいたいと言っていたけど、実際に私もそんな風に思うようになった。

花茶フレンドの子供たちを見ても、そんな風に思う。
無頓着に遊び笑って和ませてくれる子供たちは、本当にかわいい。

遠い日になった我が子の幼い日も思い出しながら家族団らんで過ごせる事を幸せに思う。

「おぐり、あおいちゃ〜ん」
「はぁ〜い。」のポーズ。1歳3ケ月になりました。