変化する稲作

掲載日:2025.12.22

変化する稲作

このところよく耳にする”畑でお米栽培”
私が知ったのは、遅くて一昨年くらいだったか?

「水田」が当たり前で、畑でなんて夢にも想像してなかった。
我が家がお米栽培に関わって無かったこともあるけど。

農業の在り方が、ものすごいスピードで変化していっている。
AIを使っている技術者は、農業が一番おもしろい産業だと自信満々に言い放っていた。

先日、函館のお寿司屋さん「大門 福寿し」さんのご厚意があってマイコス米(播種から収穫まで水を引かず一貫して乾田のまま栽培)と水田栽培された米との食べ比べ会に参加させていただいた。
白米の食べ比べではなく、普通に家庭に出回って調理されること(実需)を前提とした食べ比べで、お寿司としての評価です。

事前にこのマイコス米を頂いて食べていたので、白米としての水分の吸水量や硬さ、味、新米の香りなど従来のお米となんら変わりが無いと知っていた。
目の前に握りずしとして現れると「やったね!」って気持ちになってニコニコしてしまう。
水耕栽培の米とに違いを述べろと言われても、違いが言えないマイコス米。確かなモノを感じた。

「福寿し」に参加された方々は20数名でマイコス米栽培を始めている方もたくさん参加されていて皆さん、大喜びの成果です。
本州からの参加者も何名かいらっしゃいました。

美味しいお寿司を食べるだけの会では無いと言われて….
会食後は、参加者それぞれの声を聞く”お勉強の会”に。

農業栽培、技術、経営のつわものたちのお話は、驚きというのか感動というのか凄いの一言で済ますのか、言い表せないものを感じた。
彼らは、農業が面白くてたまらないと判る。
自信にあふれた農業体制が出来ている事を感じた。

さて、花茶もマイコス米に挑戦できるかな。
ランチプレートの玄米ご飯やカレーのお米に”花茶の畑で栽培したお米”ですと胸張って言えるといいな。

バックで準備万端で支援してくれているのがHAL財団のUさまです。(ご苦労さまと感謝しかありません。)
そして、「大門 福寿し」さまの協力は、大なる感謝でした。

 

ネタなしでの食べ比べ

函館の海鮮は、さいこ~

イルミネーションの点灯式の日でした