「ガレキとラジオ」上映会inちとせ

掲載日:2013.09.14

あっ、ひまわりが咲いている。
今朝、雨上がりの畑の一角で、やっと咲き始めたひまわりを見つけた。
8月の初めに支援団体の人たちが植えたのは、か細いひまわりの苗でした。

東日本大震災から、まだ2年半です。
それでも、風化されやすく、まだ、そんな事やっているのかという声等も聞くと悲しくなります。

今年の夏休みに花茶でお迎えした福島の子供たち。
花茶の庭で、4つ葉のクローバーを見つけて、親子で愛おしそうに摘んでいたと言う様子や震災後生まれた子供が、初めて外で太陽を浴びて風を感じて遊んだという様子は、 普通に暮らしている私たちには、身につまされる話でした。

「ガレキとラジオ」の上映は、地域の小さなラジオ局の奇跡の物語だそうです。
ナレーションは、役所光司さん。

上映会では、かけがえのない命を失った悲しみやその想い、その日を忘れないようにとひまわりの種を配ることに成っています。

花茶は、畑の一角をお貸しするだけのお手伝いしかしていませんが、あの日を忘れないようにと思っています。
ひまわりのように、太陽に向かって明るく、元気にと震災を受けた人たちを応援したいですね。

支援団体の方が、言う「震災から、まだ2年半しかたってない。」の言葉の重みに胸が潰されそうになりました。