花キューピット

掲載日:2012.05.14

「ねぇさ~ん、すこしはやいけど、おたんじょうびおめでとう~。」 
久しぶりの陽気に誘われて花畑の手入れをしていたら、背後から元気の良い呼び声が聞こえてきた。 
あっ君が、胸に花束を抱いて駆け寄ってくる。 
まるでドラマでも見ているような錯覚に陥ってしまったよ。 
まさか、こんな可愛い花キューピットさんが、来てくれるとは…お誕生日とは嬉しいものだ。 
さて、何歳?もう、直ぐには思い出せない。(笑) 
先日、見かけた本に90歳を越して(100歳に近い年齢)今も直現役で働いている女性を見た。 
スタイルもお化粧も、服装も、とても90歳を過ぎていると思えない。 
”何事も、歳の性にはしない””何かを始めるのに、遅いという事はない” 
彼女を見て、そう思った。こう思う事自体が、年齢を感じているからだと思うけど、歳を気にしないで生きていきたいと決めた。(笑) 
夕方、ボケ~としているとコテージガーデンの梅木さんが見える。 
いつものパワフルな笑顔に魅かれた。 
大きな男性が、「しゃちょうー!!」と呼ぶ彼女の仕事ぶりも憧れに映るくらい素敵な女性。 
静まり返った花茶の庭を眺めながら、お互いに疲れた心身を休めるひと時を過ごす。 
又、元気をもらった。 
(おん歳5さいのあっ君に、”ねぇさん”と呼ばしめていいのかしら。(笑))