惜夏

掲載日:2011.08.21

惜夏

花茶の周りに吹く風は、ざわざわとしてきて秋になったなぁと感じる。 
周りの景色も空気の流れも、夏の頃とは全く異なってきた。 
日曜日のお店の周りは、とっても穏やかな人の群れがある。 
子供たちと芝生で転がって遊んでいるお父さんやかけっこをしている人達、キャッチボールで遊んでいるファミリーなど本当に楽しそう。 
又、外の直売店では、トウモロコシや枝豆を求めるお客様で、いっぱいになっていた。 
夏の名残りをいっぱい感じながら、全てが秋の物になったと思いながらカメラを向ける。 
レンズに映る全てが、夏を惜しんで見える。 

夜、スタッフたちと御苦労さん会をした。 
イチゴ狩りが、例年より遅れてスタートしたので、終わると同時にそのまま夏休みに突入して、走り通しのままの花茶だった。 
スタッフとゆっくりと食事を愉しんだもの、久しぶりのこと。あんな事、こんな事をおしゃべりしながら皆の笑顔を見ているのは、幸せだった。 
(枝豆は、実の付いた枝ごと購入してもらうのが花茶スタイル。木陰で枝豆をむしる姿は、花茶の初秋風物詩。)