世界で一番

掲載日:2010.04.06

私は、しあわせ者。 
突然、還暦のお祝いをすると娘に言われた。 
誕生日にはひと月も早いけど、お店が忙しくなると還暦どころでなくなるからと言う。 
戸惑いながら、着物を出してバタバタしていると、真っ赤なドレスをプレゼントされる。「赤いちゃんちゃんこは、嫌でしょう」と、娘達。 
もう、これだけでも泣きそうになっているのに、連れて行かれたレストランでは、お店のスタッフ達も揃って、還暦祝いのパーティが、準備されていた。 
全く、何も知らなかった。気付かなかった。 
みんな、すごい。 
杏子ちゃんが書いてくれた可愛い過ぎる少女のような似顔絵や孫からの手紙。赤い首飾りもあずさちゃんの手作り。 
もちろん、ケーキは杏子ちゃんの手作り。 
お仕事が忙しいのに、プロジェクターや私の半生のアルバムまで作ってくれたkamaちゃん。 
50代半ばの頃は、還暦と言う言葉に抵抗を持っていた私だけど、近づくに連れて素直に受け止められる、嬉しいという気持ちに変わってきたのが、自分でも不思議な感情。 
ずーと他人事のように思ってきた還暦だけど、元気で相変わらず好奇心いっぱいで、家族にも仕事にもスタッフ達にも恵まれて働ける事は、人生で一番幸せな事だと思う。 
こんな、素晴らしい60歳を迎えられて、本当に嬉しい。みんな、ありがとう。世界で一番、しあわせな花茶おばさんと胸を張って思います。 
(30年後にも、こんな写真が撮れたら…(笑))

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