千歳のみなさまへ

掲載日:2010.06.03

「お前、色気を出すといい文章は、書けないぞ」 
これは、ずっと昔の事、中学時代の担任の先生にお会いする機会があった折に、文章が書けなくなったと言った私に担任の先生が発した一言でした。 
色気とは、上手く書こうとかいい振りをしてかっこいい文章を綴ろうとか、見栄を張るなという事でした。 
事もあろうに、地元の民報紙のコラムを書くことを引き受けてしまいました。 
断り切れなかった自分に対して、本当にバカモノと胸がキュンとなる痛みを覚え、後悔の嵐の真っ只中です。 
作者つづりの感覚でと、言うけど….。 
今からでも断れる物ならと何度思ったことか。 
その片腹で、苦しい試練を与える事で、もしかしたら私自身のステップアップになるかもしれないと思ったり葛藤が続いています。 
いよいよ、書かなければいけない時が、迫っています。 
どうぞ、私の駄文を笑って可愛がってくださいね。>千歳のみなさま。