農村体験

掲載日:2004.07.16

昨日研修で、農業体験を受け入れている谷口氏のお話を伺いました。
道新のコラムで時々目にしていましたが、氏のお話はとっても穏やかで柔軟な感じ。
昨年、氏が塾長をしている「夢の農村塾」のメンバーと共に花茶を訪問して下さりましたが、グループの活動内容を把握せずに接した事を、とても恥ずかしく思いました。
利益を求める観光農園と違い、ボランティア活動のような農業体験の受け入れをしているグループで、活動で得る利益というのは、お金でなくて感動のようです。
初めて土に触り、野菜や果物、あるいは農村そのものに親しんだ子供たちの感動が農家の人たちに伝えられて、別れの時には子供たちと抱き合ってハグハグする(?流行語なので判らない私)のだそうです。
人と接する事で刺激を受け、また、子供たちと同じように感動を受け入れられる事が、グループの輪の広がりのようでした。 苦労も多いけど、やりがいのある活動、そして誇りを持っている人の強さと優しさを童子のような笑顔の中に感じました。
帰って来て視察内容の話をすると「俺たちも、そういうことをやりたいな」と、言った夫にちょっと感動した私。おこがましいけど、少しは社会に役に立つ事を日々の暮らしの中に取り入れられたら、きっと谷口氏と同じような感動を得られるでしょうね。