友達

掲載日:2005.01.18

「新聞見てさぁ…お店が建ったというのにあんまりにも殺風景なので、花の苗を持ってきたの」今から9年前のこと。そう言って、沢山の花の苗を花茶の店舗脇に植えてくれたお友達がいます。
花茶が開店したのは6月28日のこと。農家は、とっても忙しいその時期に、自分ちの販売用の花の苗を惜しむ事無く抱えてきて植えてくれたのは彼女なのです。
今日は、数年ぶりにその彼女にあっておしゃべりの花を咲かせてきました。
隣の町に住んでいるけど、お互い忙しくて連絡もしませんが、「連絡無いのは元気な証拠」が私たちの合言葉なのです。でも、どこかでお互いを気にし合いながら、花屋さんで花を求めた時、彼女の育てた花をみて「あぁ、頑張っているな」と思い、彼女も私や花茶を風の便りに聞いては、頑張っているなと思ってきたそうです。
話をしている時の彼女の輝いている瞳やつややかな頬がステキでした。
気負う事無く生きている彼女を見ていて、なんか気持ちが、ほのぼのとして友達っていいなと改めて思った今日の私でした。