今日、学んだ事

掲載日:2005.01.12

苺を市場出荷目的で栽培されている方の話題の中で、「露地栽培のいちごは、どれだけ農薬を散布しているか判らないので、いちご摘み農園の苺は、怖い」という話を聞きました。 昨今は、作物にも履歴書がいる時代で、そういう意味では苺摘み農園は対応が遅れているなぁと改めて気が付いたわけです。
私が、個人的に苺摘み栽培、しかもハウスじゃなくて露地栽培にこだわったのは、農薬を一番気にしてのこと。
こういう農園を開園したいと計画した時、あちこちの苺摘み観光農園を視察してきました。本州では、すべてハウス栽培でしたが、当時、苺の葉っぱに白い農薬が付いていたり、ハウス内も農薬の匂いがしていました。(10年以上前のことですよ。)
とっても、食べる気にはならなかった記憶が蘇ってきます。
極力、農薬をかけない、そして農園の中で自然の空気や風を感じながらお日様をいっぱい浴びた元気な苺を食べて欲しい、そんな思いで苺摘み観光農園を開設しています。
私たちのグループの仲間は、みんな異口同音にそう答えました。
でも、そういう情報をちゃんと伝えてなかった手落ちも感じ、今日はそういう意味でも、よい勉強をしたなぁと思います。
栽培履歴書をちゃんと表示しなきゃね。