お国のちがい

掲載日:2006.01.27

私の年齢に成ると、再就職の口は、中々難しい。
自営業の恩恵の中にいるので、そういう苦労は無いのだけれど、友人達の声を聞くと、本当に難しく、皿洗いとか重労働的なものしかないという。
「特にこの国はね」と嘆く友人の声。そういえば、先日の南の島では、本当にびっくりするような年齢のお年寄りが、おぼつかない足取りであっても仕事できる能力を持ち合わせていれば第一線で仕事をしていた。人種とか年齢で線を引く仕組みでは無いようだった。
元気が良くて意欲的にてきぱきと仕事をこなしている高齢者を目にして、日本とは違うなぁと感る。
若い人たちにおんぶするのでなく、働けるうちは働いて負担をかけない暮らしをしたい気持ちは誰にでもあるはず。働ける場所をもっと開放できる仕組みが出来ないものだろうか。
日本では見られない光景をみて、つれづれにそんな事を思った。