嫁と姑

掲載日:2006.01.24

ずっと昔、初めて姑と旅した南の島へ行ってきました。
その後何度か姑と2人で旅する事がありましたが、同じ場所へ友人達と行ったときに姑との旅を思い出すことなどありませんでした。
嫁と姑との一線を越えて仲良しだったとは言えない私たち義親子でしたが、亡くなると、こうも良い思いでだけが残るんですねぇ。
コバルト色の海で70歳を過ぎた姑が、はしゃいで海水浴をしていたあの水着の姿や声…。観光地で見せた笑顔や一言一句が鮮明に思い出され、胸にぐっと込み上げてきた不思議な感情に戸惑ってしまった。
姿形は無くなったけど、姑は私の中では永遠に生きて、影響し続ける存在なのだと改めて思う。
こうして書けば、余程仲良き関係だったように映るかもしれないけど、決してそうでもなくお互いそれぞれの胸の中で葛藤し合いながら暮らしてきたと思う。
でも、こうして良き思い出だけに心を満たされる事を幸せに思った旅でした。