傾腸を知る(薬膳教室にて)

掲載日:2021.03.22

傾腸を知る(薬膳教室にて)
冬の間、コロナ対策もあり、また雪道の運転の不安もありで月一の薬膳教室はリモートで。
お休みすることなく、リモートという手段で学べる! こういう時代になったのだと改めて思ったし、私のような歳を重ねたものでも文明の利器の恩恵を受けていると変に感動した。(笑)
でも、先日はリアルなお勉強の日。
やっぱり対面は良い。
生の声と生の顔や姿で心の声まで届く。
 
通常の薬膳の学びにプラスして聞きなれない「傾腸」という言葉でお腹の健康について学びました。
SIBO(腸内細菌増殖症)という初耳の単語。
下痢、便秘、腹痛、お腹の張りなどは、これ!
普通に大腸に有るべき細菌が小腸に入り爆発的に増えて悪さをしているのだそう。
 
SIBO状態に成っている時の季節の食材の選び方や腸の動き方等など、”驚き桃の木山椒の木”状態で学んだ。
普通に良いと思っていたことが、エライ間違いだったりした。
それは時代の流れの中ですべての環境が違ってきたことなどでも、食材に対する観念の変化を知るべきだったということ。
(うまく言えない)
 
春は、肝の動きが活発になり、すべての機能も活動を開始。
木が芽吹くように活動を始めるとともに、気の巡りも活発になります。
心の健康も気を付けないと。
健康であること、心も健やかであること、美しくあることも腸からきています。
腸活って、意外と知られてない。
腸に耳を傾ける、腸の声を聴く「傾腸」
 
日常に腸に負担のかからない腸活に気を置いてみようと思う。
 
 
今回は、腸活の薬膳ランチでした。
春らしい器を使わせてもらった。