冬ごもりⅡ

掲載日:2023.01.09

冬ごもりⅡ

断捨離しながらの大掃除は、相変わらずスローテンポでの作業。

昨日、とうとう染色糸や機織りの備品などを嫁に出した。
思いがけず身近な友人が機織りを始めていた事に気が付いて、声を掛けたら見に来てくれた。
まだ初心者のようなのでどうかなぁとは思いつつも、何か嬉しそうにひとつひとつを手にしている彼女を見たら私まで嬉しくなった。

そんな彼女を見て、活用してもらった方がこの糸にも器材にも命が与えられると思えて、あんなに有った未練や執着心が消えてスッパリと手放すことが出来た。
きっと、私が予想もしない作品を彼女は作ると思う。

たくさんの糸や器材を整理しながら、ホント、よく買い集めたものだと思う。
趣味とは言え、随分とお金をかけて楽しませてもらった。
何だかんだ言いながらも、姑も夫も寛大に見守ってくれていたと思う。

一番、心に残っているのは、グループ作品展をしたときに、近所の友人から贈られた思いがけない花籠。
どうして、どうして贈ってくれるの?
それを尋ねたとき、「美恵さんは、農業をしながらでも、やめないで継続しているのがエライと思う。」と。
狭い農業地域の中で、好き勝手していると非難されていると思っていたけど、認めてくれているんだと涙がポロポロと流れた。
ホント、嬉しかったなぁ。

染織に関するものは、略片付いた。残っている糸などボチボチと何とかしようと思う。

ゆっくりゆっくりとひとつひとつ片付いていく。

今日は、食器棚の整理。モチロン断捨離しながら。
息抜きは、猫たちなのだ。

*追伸
家の釣りキチさんは、この真冬に魚釣りに出かけていた。
苫小牧沖で釣るというけど…。信じられない。
彼の趣味も相当なものだと思いませんか。

 

寒い日は、暖炉の上を占領の3黒ねこ。

ふくちゃんに帽子。

もっと、かわいいお顔をして欲しいなぁ。