先へと走るひとたち

掲載日:2025.11.12

たっぷりと秋を感じることなく、突然冬になったという感がつよい。
今朝は、積雪!
でも、何十年もこの地で暮らしていると冬の日を覚悟と諦めとで迎える気持ちにも慣れてしまいました。

先日、HAL財団の善き仲間たちのグループ研修会があり、興味があって参加させて頂きました。
農業分野において北海道ではトップを走っているだろうと推察する人たちで、とって濃いメンバーの研修会。
研修においても行政機関を頼るのでなく自主起動。今、知りたいこと、学びたいこと、情報を入れたい事等など自分たちで進めるからとっても楽しそうです。

到底、私の能力や知識ではご一緒させて頂けるものでは無いのですが、研修会会場が花茶のお隣さんの雪印研究農場であることや緑肥についての研修だったので参加しました。
(本来農場長の参加すべきところですが、農場長に諸事情があって私が参加)

圧巻の研修会。
農業全般についての想いが熱い。
経験値、知識力、情報量の多さ、研究しながら作物を栽培する向上心の強さ。
あまりにも熱意があるので、無知な私は目を丸くしてその人たちを眺めて感動していました。

でも、みんなユニークで思いやりがあって人情があります。
こういう熱意のある人たちで北海道の農業が動いているんだという実感。
今まで有ったことのない人種と出会った(笑)そんことを思いながら、研修内容はモチロンだけど彼らを眺めていました。
「面白かった」と言った怒られるかもしれませんが、「面白い」も愉快で面白いのでなく、作物を栽培する事をワクワクとしている楽しんでいる楽しさが伝わってくるのです。

こういう人たちは、経営も家庭もきっと上手くいっているだろうなぁと思いました。

私には判らない単語や話の内容も数々ありましたが、少しは内容が判り理解できています。
参加して良かったなぁと思いつつ、花茶の農場長にも参加して欲しかったとつくづくと思いました。

来年の目標、課題も見えてきました。
老いの坂など登っていられない心境です。(笑)

⁂写真は、内容とは全くかけ離れていますが、花茶の庭に遊びに来るエゾリスさんと落ち葉。