うみ・ひと・くらしシンポジュウムin下関

掲載日:2015.09.06

東京水産振興会と水産大学の先生たちの企画した「うみ・ひと・くらしシンポジュウム」の講演を依頼されて、はるばると下関へ飛んだ。 
農業者の私がなぜ水産にと思ったのだが、農業も水産も女性の関わっている仕事と暮らしの諸問題は変わらないという視点があったからだそうだ。 
水産大学の先生方のリードの元、とっても和やかな雰囲気でこんな楽しいシンポジュウムは初めての経験だと思いながら望む。 

先ずは、試食会から始まった。 
全国大会のようだけど残念ながら北海道からは参加者は居ない。 
が、高知から3.4組の水産の携わるグループが参加していて、試食会ではトビウオの姿寿司ほか高知の絶品の魚が私を喜ばせてくれた。 
漁業のお母さんたちの威勢の良い会話も面白い。 
数日前に対馬沖で海難事故のあったとき釣り上げられたイカでイカ飯を作ってきたという長崎県対馬のお母さん。 
漁業に関わるお母さんたちは、命を掛けて海に出る男たちを支えている強い精神力も、養われているのだと気が付いた。 
亡くなった方々のご冥福をお祈りしながら美味しく頂きました。 

さて、講演会。 
私の話したことと言えば、6次化へ取り組んだキッカケとか、地域活動と女性のネットワーク、活動への自分の想いなど。 
結構、私の話はオモシロイらしくて別に面白く話している訳でも無く一生懸命なんだけど楽しいと言われる。(笑) 
沢山の拍手は有難かったです。でも、背中は汗で、びっしょり。 
農と水産とコラボできるような話もと言われながらそこまで話せなかった気がする。 
でも、女性の抱える問題は共通していたと実感した。 

終わっての懇親会では裏方で(表にもいっぱい出ていたけど)頑張って進行を努めた学生さんたちに拍手。 
いっぱい学生をいじってやってくださいと言う先生。 
お母さんたちの手に掛かっていたけど学生たちも負けじとお母さんたちをかまっていた。 
懇親会の持っていき方も私たちとは違う雰囲気があって新鮮な感じで私は随分と楽しい思いをしました。