台湾からようこそ”謝謝”

掲載日:2018.10.06

JICAの研修でアフリカ方面からの研修に見える事は、多いのですが、珍しく台湾から見えました。 
今回はJICAの研修ではなく、HAL農業賞を受賞した処を視察したいという要望で見えたと伺っています。 

台湾で、有機栽培を主にして農業をされている方々で若い人たち、女性も多く参加されていました。 

何時ものように私の花茶物語を語りましたが、文化や言葉の違いで私の話が伝わるだろうかと不安はいっぱい。 
ガッカリさっれてお帰りになられるのでは私もキツイ気持ちになります。 

 

でも近隣のお国ということで、それほどの違和感がなく通じ合う農家の暮らしや想いがありました。 
農家経営の質問も有りましたが、主に農家の女性としての生き方みたいな質問や感想が多かった気がします。 

やっぱり親との兼ね合いが上手くいかないとか、女性であるがゆえに有機栽培の取り組みにお国が許可しないという日本では考えられない難題もありました。 

私が、花茶を起ち上げるまでに行政とのキツイ関係があったけどクリアするまで諦めなかった話。 
家族間で理解し、協力体制に持っていくまでの夫婦の格闘劇まで、少し面白く語れたのも同じ悩みを持つ若手の人たちが目の前にいたからです。 

皆さん、全ての事が簡単でなく努力の後で付いてくるものだと納得されたようで、元気が出た頑張る!と笑顔で言ってくれました。 
親子の関係で悩んでいた方も、「貴女だけでないよ、みんな親が居るのよ。そして、順番に貴女の時代もやってくるから頑張ってね。」と、声を掛けたら笑顔で頷いて応えてくれました。 

流石に農家の人たちで話が終わるとみんな農場の方へ。 
秋に入り、殆どの農作物は収穫を済ませて来年向けての準備に入っている畑でしたが、満開のひまわりを喜んでくれました。 
これは緑肥ですねと判っておられました。 

記念写真撮影は、もう大変(笑) 
皆さんといっぱい写真を撮りました。 
こんなにモテた事ないくらい。アイドルってこんな感じって思ったわ。(笑) 
農業女性、農家の嫁、自立した生き方を望む女性としての想いが彼らに伝わり、刺激になったのかなぁ。 
嬉しい反響でした。 

本気を出して農業に暮らし方に取り組んでおられる人たちの姿は感動を頂きます。 
台湾の若い農業者。素晴らしい人たちにお会いできて、私も感動を頂きました。