得意げな顔をして

掲載日:2018.05.18

暖かくなったと安堵したのも束の間の春。 
気温が10度も違ってくれば、寒さの堪え方も何倍にも感じて寒いを連発してしまうワタシ。 
今日は、一桁の気温なり。 

そんな春だけど、いちごの花は満開になり、白い花が、畑で波打つようになりました。 
いちご狩りのお問い合わせも多くなってきた。 
この調子だと来月10日前後にはオープンかな。 
この数年は、スタートが例年よりも10日くらい早くなっている。 
以前は、20日オープンでも早いほうだったのに…。 
私は、お天気に恵まれたいちご狩りの日々になりますようにと、念じる日々になった。 

レストランで使う野菜たちも花茶育ちが多くなり、準備する朝も畑に走ることが多い。 
店で購入してくると余分な葉っぱや土が落ちているけど、自家栽培となると丸ごと店内に運び込まれてくる。 
「野菜の処理に、ひと手間多くなったね。」と、スタッフが、笑い顔で言う。 
今朝は、山菜のウド。 
三つ葉は、旬が過ぎたかなと次のを物色していたら既にウドやフキやらと山菜が、背伸びしていた。 
畑のレタスやネギもアスパラもと花茶の野菜も得意げな顔をしている。 

土から切り離したばかりの新鮮な野菜たちをお客様の前に出せる私は、野菜以上に得意げな顔になっているかもね。 
生きた野菜を頂くと体中の細胞の隅々まで血流が騒ぎながら動いているような感じ。 
動物では無いけど命を頂いていると実感します。