ありがとうの一年

掲載日:2011.12.26

今朝は、大荒れのお天気です。荒れる外の景色を眺めていますが、気持ちはのんびりとしています。 
昨日、無事に一年間の営業を、終えました。 
お天気に、恵まれて思いのほか沢山のお客様が、足を運んで下さり本当に嬉しかったです。 
春のスタートの折は、シェフがイタリアへ修業に出ているという穴の空いたような状況の中、震災があったり原発事故が起こったり、花茶だけの問題でなく世界を揺るがす恐ろしい現状の中で、 辛く苦しい試練のスタートだった気がします。 
人と人との絆を、強く感じた年でもありました。 
平常心を取り戻すまで、日本中で苦しみ支えあった年でしたね。 
慌ただしく店じまいをしながら、このドアを開けて入ってきて下さったお客様のお姿や笑顔、お声など思い出しました。 
心から「ありがとうございます。」 
(幼少の頃からの花茶のお客様、廣島クンも小学4年生。ピッツア体験を、楽しそうにしていました。) 
昨年から念願だった”花茶農園で”胡麻”栽培をしたい”という私の夢が、あきっちのお陰で実現しました。 
やたらと、あれこれ栽培してみたいという私の身勝手な要求を、”栽培技術はモチロン、農業についても、何にも知らないから怖くない”という農業一年生のあきっちの挑戦でした。 
この先は、どうするんだろう…ネットで検索したり、友人に問い合わせたり、あきっちも苦労の連続だったみたいです。 
私も手伝うからと言いながら、手伝ったのは口出す事だけ。 
でも、思い返したら、楽しかったです。 
子供のころ、祖母が食べさせてくれた胡麻のふりかけご飯を、思い出しながら、花茶栽培の胡麻を頂きました。 
香ばしいシアワセの美味しさです。 
花茶のお客様にも、来年は食べて頂けたらとってもシアワセです。 
(国産の胡麻でさえ貴重なのに、北海道で胡麻栽培、しかも花茶産が出来た!嬉しい。)