再び高知へ

掲載日:2018.01.23

「14日から作者綴りの更新が、無かった。」と、偶然に高知のスーパーで会った幼馴染に言われてしまった。 
何をするにも気力が失せていたので、ブログも書けなかったけど、この度、母の1周忌で郷帰りをして何なのか判らないけど気持ちが吹っ切れた感じがする。 

私たちの年齢になると親兄弟を見送る事も有って当然の事だし、若い時に見送った幼馴染を思うと自分が恥ずかしくなってしまった。 

今回は、母の1周忌に小学4年生の孫二人を連れて高知入り。 
子供は、外で元気に群がって遊ぶが一番!、思いっきり雪のない外で遊ばせてやりたいと思っていた。 
空港へ着くなり桂浜へ直行。 
石投げして…砂浜で走ってこの元気はすばらしい。 

お天気も良く、土佐の海は初春の蒼い色をして、これぞ土佐!と思える。 

昨年も来たのに、同じコースで龍河洞や高知城、日曜市は飽きなく回った。 
何時来ても新鮮な感覚で目に飛び込んでくる高知の風景。 
お堀の淵を歩いても人混みの日曜市をブラブラしても、温かい長閑さは優しい気持ちになるから不思議。 

日曜市を歩くと数十年ぶりに合う学友は、露天のオジサンになっていた。 
共に白髪の立派なおじいちゃん、おばあちゃんでも一言の言葉や顔のちょっとした表情の中から学生時代がそのまま蘇ってくるのが嬉しい。 

子供たちは、露天で値切る事を楽しんで春くんなどは、女性用のショルダーバックを値切って購入して女子力アップと喜んでいた。 
この子、面白い子だわ。と言われながら。 
普段、孫と過ごす時間も少ない私だけど、おばあちゃん家業もオモシロイと思った。 
今年は、もう少しおばあちゃん力アップしたいなと密かに思う。 

関東地方の豪雪とやらで帰りの飛行機は、危ぶまれる中機内で1時間以上の待機のあと、無事に我が家に帰ることが出来た。 

高知へ向かう前日の夜は、飛行機が落ちたら・・・と心配して夜泣きしていた孫(笑)だったのに、帰りの揺れる機体の中では何のその平然としている様にちょっと呆気にとられた。 

帰りたくない、まだ高知に居たいという孫たちの楽しい冬休みをプレゼント出来て、おばあちゃんは一番シアワセだったよ。 
「又、来たらえいがよ。」と、土佐弁で見送る叔父さんの言葉を外国語みたいな感覚で聴く孫達。 
「みーちゃんは、土佐弁も判るの?凄いねぇ。」と褒められてしまった。(笑)