お手伝い

掲載日:2018.05.07

大型連休が、終わった。 
丁度、桜満開でタイミングは良かったけど、寒さだけが残念でしたね。 

「もう、こんなお手伝いが出来るようになったのね。」 
と、連休中にお手伝いをしてくれた小学5年生の孫を見て、お客さまが微笑んでつぶやいていた。 

あえて、お手伝いを頼んでいる訳で無いけど、忙しいのを察知してテーブルの片付けや準備をしてくれる。 
幼いころから、花茶暮らしの孫達には、自然と身についたお手伝い。 
少し自信がついたのか、オーダーも取りに行きたいと言い始めたゆりちゃん。(笑) 

私の子供たちも、農家故に世間並みに遊びに出る事は出来ず、幼い頃は「何処かへ連れてって。」とせがまれた事もあったけど、小学生になると進んで畑の作業の手伝いをしてくれた。 
小さな手に大きな軍手をはめて、ビートやジャガイモの作業機に乗り、手伝ってくれた姿が、今も可愛く思いだされる。 

子供なりに、大人と同じ仕事をしているという自信と役に立っているという誇りを感じ取って育ったと思う。 
親子で遊ぶ事も大事だけど、親の仕事を一緒にすることも”仕事”を通して親の背中を見、夢を育てられるような気がする。 
そんな事を思いながら、お手伝いする孫を眺めて喜んでいた私でした。 

花茶のカウンター席から眺める風景。 
どんな天候であっても、20年来眺めて来たけど飽きない。 
これからまだ楽しみな風景が、ドラマがこの風景の中で始まるかなぁ~と思う朝です。