冬仕度

掲載日:2009.11.04

冬仕度

東京へ出かけていた間に、庭の銀杏の葉っぱが散ってしまって一面金色の絨毯になっていた。 
早春の若葉の優しい色合いと違って、秋は情熱的な色を放ちながらあたり一面を染めている。 
畑では、ビートの収穫や秋野菜の採り入れに拍車がかかっている。 
家で、ビート栽培をやめて数年たったけど、凍える指先やつま先を温めながら作業していた頃を思い出した。 
ビート大根を一個、一個引き抜いて収穫したこともあったし、機械化されて、トラックで運搬するだけでよくなって身体が楽に成ったと喜んだ事も昨日の事のよう。 
大根の収穫。変りやすい天気を気にしながらの豆おとしなど、冬将軍が来る前にと忙しく働いた事も思い出す。 
今日は、じゃが芋や人参、キャベツなど越冬野菜を保存する。 
昨日の寒さでハウス内のトマトが、全滅。油断していたと夫が嘆いていたけど、私の胃袋も、すごく残念がっている。 
(黄金色の落ち葉の上に、真っ白い雪が、積もる日も遠くはないです。)