出来たら送ってね便

掲載日:2017.04.08

出来たら送ってね便

3.11の震災から6年目になった。 
段々とその時の衝撃が遠のきつつあるけど、その時以来、私は「災害避難地」の立て札が目につくようになった。 
あの災害が有っての気づきだと思う。 

岩手県洋野町の海の母さんたちは、いち早く”復興”することに目覚め、「はまなす亭」を立ち上げた。 
その時、クラウドファンディング(財源の提供や協力などを行う事)を募って応援したWWb/ジャパンの呼びかけに応えて支援金を送らせて頂いた。 

見返りなど全く期待してなく、一日も早く元気に立ち上がって女の心意気を見せて欲しいと思っていた。 
これまでの6年間の間に、水産物の加工品が支援金の返礼にと私の元へ送られてきている。 
もう十分に頂いたのにと思うけど、それでも今回も又、届いた「出来たら送ってね便」。 
支援金の見返りは、出来上がった加工品を返すということ。 
「出来たら送ってね便」なのだ。 

私の作ることの無い海産物の加工品の数々。 
うに飯やほや飯なんて、普段食には食べた事が無いので、ホント嬉しい。 
今回はしめ鯖も入っていた。 
毎回、何が入っているだろうかと楽しみ♪ 
あれから6年。 
何も無いところから見事に復興した災害地の皆さんに拍手です。 
並大抵の努力で無かったはずです。